「真の勇者」ウルトラマンコスモス館

「真の勇者創作ストーリー館」

☆ご注意☆この文章に登場する氏名は、実在するウルトラマンコスモス作品中の
登場人物とは、当然、まったく、全然、関係がございません。ご了承ください。


「真の勇者」ショート・ショートストーリー

NEW2005.05.16 『赤ずきン?』

あるところに、赤頭巾ちゃんが住んでいました。
ある日、赤頭巾ちゃんは
病気のあばあさんをお見舞いに、
森の中に入っていきました。

「もしもし赤頭巾ちゃん、
赤頭巾ちゃんの持っているおいしそうなお菓子、 少し分けてくださいな。
僕、おなかペコペコ。」

声をかけてきたのは、ガモランだった。

「あらガモランちゃん、おなかが空いたの?
可哀相に・・・・でもただであげるわけにはいかないわ。
世の中そんなに甘いもんじゃないのよ。」(え・・・・

「でも何をすればいいの?」
「そうねぇ・・・・ジャンケンで勝ったら、分けてあげる。
 いい?いくわよ、ジャンケンーーーー」
「え、ま・・・・待ってーーーー」

ちょきーー!

あららら・・・・残念、
ガモランちゃん、ぱーしか出せなかったんだっけ?
でもまぁ仕方ないわね、約束だし。じゃぁね〜〜〜〜」

「・・・・・・・・・・・・・・・・」

「もしもし赤頭巾ちゃん、
赤頭巾ちゃんの持っている美味しそうなお菓子、 少し分けてくださいな。
僕、おなかペコペコ。」

次に声をかけてきたのは、タブリスだった。

「あらタブリスちゃん、おなかが空いたの?
可哀相に・・・・でもただであげるわけにはいかないわ。
世の中そんなに甘いもんじゃないのよ。」(またかっ!

「でも何をすればいいの?」
「そうねぇ・・・・にらめっこで勝ったら分けてあげる。
いい?いくわよあっぷっーーーー」
「え、ちょっ・・・・」

ぷー! 

あららら・・・・残念、
タブリスちゃん、もともと顔が笑ってるんだったっけ?
でもまぁ仕方ないわね、約束だし。じゃぁね〜〜〜〜」

「・・・・・・・・・・・・・・・・」

「もしもし赤頭巾ちゃん、
赤頭巾ちゃんの持っている美味しそうなお菓子、少し分けてくださいな。
僕、おなかペコペコ。」

今度声をかけてきたのは、かわのじだった。

「あらかわのじちゃん、おなかが空いたの?
可哀相に・・・・でもただであげるわけにはいかないわ。
世の中そんなに甘いもんじゃないのよ。」(ぎょえぇぇ!

「でも何をすればいいの?」
「そうねぇ・・・・がまん比べで勝ったら分けてあげる。
 いい?」
「え、ちょっ・・・・」

じりじりじりじり・・・・・・・・
ストーブやファンヒーター《どっから出てきたんだ・・・汗》
熱いお茶やおでんを食べ、
初めは暖かいと喜んでいたかわのじの、頭の皿が
どんどん乾いていく。

ぎゃぁぁぁぁ!!!・・・・・・・・ばたっ

ふぉふぉふぉふぉふぉふぉふぉふぉふぉ・・・・・・・・

(V)o¥o(V) (V)o¥o(V) (V)o¥o(V) (V)o¥o(V) 

【今日の教訓】人は見かけによらない


NEW2004.07.02 『幸せの青い鳥』文/ミジー星人

ある日、ムサシとアヤノの前に、魔法使いのお婆さんが現れて、
病気の娘のために「幸せの青い鳥を探してきてくれないか」と頼む。

「リドリアス、留守を頼んだよ」
「キュウ〜・・・(涙)」

魔法使いのお婆さんはムサシとアヤノに、 ダイヤモンドのついた帽子を渡した。

このダイヤを回せば、今まで見えなかったものがハッキリと見えるのだ。
《・・・っとこのダイヤ、売り飛ばしちまえば幸せになれるかも・・・(殴打) 》

ムサシとアヤノは、早速青い鳥を探しに出掛けた。

初めの旅は「思い出の国」
ダイヤモンドのおかげで、 亡くなってしまった怪獣たちと、会うことが出来たのだ。

楽しい時を過ごし、怪獣たちは「いつでも思い出して」とメッセージを残し、 二人に青い鳥をくれた。

しかし青い鳥は思い出の国を出たとたん、色が変わってしまった。
《色、塗っちゃーいけませんかね・・・この際》

次の旅は「闇の国」
病気や戦争、お化けなどいろんな闇と闘って、 二人は勇気と青い鳥を手に入れた

でもその鳥は死んでしまった。
《剥製って手もありますが・・・ダメ?(><)》

次は「幸福の国」
お金持ちのパーティーには、豪華なごちそうが並び、 二人は「これこそが幸せなんだ」と思う。

優しいお母さんの愛にふれたときは、 「これこそがまさに、幸福なのでは?」と思う。

そしてそこでも青い鳥を手にするが、 あっ!と思ったとたん、逃げてしまった。
《あん、モンスターキャッチャーつけとくんだった〜!byホリイ隊員(ティガ) 》
《え゛?モンスターじゃないってか・・・》

そろそろ夜明け、二人はとうとう「幸せの青い鳥」を見つけることは出来なかっ た。

ふっと目が覚めた、今までの旅は夢なのか?何日経っているのか・・・?

気がつくと表が騒がしい。
どうやらペットのリドリアスが暴れているらしい。

「ギュア〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
(何日放っておいたと思てんねん(怒)!!
メシ喰わんかったら死ぬやんけ(激怒)!!!
ええ加減にせんと、しばきあげんどぉ、ごらぁぁ・・(大激怒)!!!!)
《あは・・・ご出身は関西だったのね・・・(;^^)へ》

「しまった、リドリアスがカオス化してしまった」
カオス化したリドリアスは、レーザーネットを突き破って逃げてしまった。

二人は結局、青い鳥を手に入れることは出来ませんでした。
今まで身近にあった幸せの青い鳥(=リドリアス)は逃げてしまいました。

【さあ、あなたなら「幸せの青い鳥」を探しに、旅に出ますか?
本当の幸せとは「青い鳥」なんでしょうか・・・?by佐野史郎】





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『眠れる森の ウルトラマンたち』

今日はウルトラマンキングの誕生日。
全宇宙から、招待されたウルトラマンや怪獣達がお祝いに駆けつけた。
ウルトラマンや、怪獣達はチームを組んでダンスを披露するなど、
パーティーはますます盛り上がりを見せていた。
しかし、中には招待状をもらうことが出来ずに結構、根に持っていた怪獣達もいたのである。
その中の1匹は、モグルドンだった。
≪だって、ハイハイだし・・・踊れないじゃん≫
モグルドンは、パーティー会場に潜り込むと、
突然立ち上がり≪1瞬なら立ち上がることもできるのね・・・≫
お腹の模様(呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーンの
ハクション大魔王の入っている壺に大変よく似た)を見せてめまいを起こさせ、
その隙に参加者の食事に催眠薬を混ぜて
その場にいた全員を眠らせてしまった。
そしてすべてのウルトラマンと怪獣が1000年の眠りについたのだった。
そこに3人の妖精が現れた。
「まあ、なんてこと?ギギ」≪え?≫
「大変だわ、みんなを起こさなければ、ギギ」≪まさか・・・≫
「そうだわ、あのモグルドンをやっつければいいのよ、ギギ」≪そんなこと・・・≫
そして3人の妖精はグラビトンビームを、モグルドンに浴びせて
とっととやっつけてしまった。≪やっぱりか・・・≫
そしてすべてのウルトラマンを目覚めさせて、≪キスしたのか?キングに・・・≫
この世界を救ったのだ・・・≪ほんとに?≫
「みなさん、大変でしたね。さあもう1度パーティのやり直しを!ギギ」
「私たちが新しい会場を用意いたしましたわ、ギギ」
「さあ、この亀に載って参りましょう、ギギ」
≪・・・っていつから浦島太郎になったんだよ・・・≫
3人の妖精に連れられて行ったところには例のものが・・・
もちろん異次元移送装置である。
しかし、睡眠薬を飲まされてまだ朦朧としているウルトラマンたちには
それが何であるかの判断力は、まだ戻っていなかった。
そこにいたすべてのウルトラマンたちは・・・・・
異次元のブラックホールに吸い込まれてしまった。
異次元移送装置の先はブラックホールにつながれていたのだ。
〜今日の教訓〜
【飲んだら乗るな、乗るなら飲むな】≪亀にか・・・≫


「2003.10.22更新」

≪アングリラ≫

あるところに、一人の少女がおりました。
その少女の名前は『アングリラ』≪女、だったのか・・・≫
その少女はとても高貴な少女だったのですが、
継母のグローカービショップと継子のグローカーボーンにいじめられていました。
≪ん?それってシンデレ・・・?≫
今日も朝から晩まで、休みなく働かされてくたくたになったアングリラは、
庭にある秘密の場所で、疲れた体を休めていた。
そこに魔法使いのグラルファンが現れた。 「アングリラ、おまえの望みはなんだ」
「はい、王宮で行われる舞踏会に出ることです」 「よし、それではおまえを変身させてやろう」
・・・テクマクマヤコン、テクマクマヤコン・・・
≪そ、それって秘密のアッ○ちゃん・・・ぷぷぷ≫
しゃらんら〜〜〜!! ≪いやっ、その変身はキューティーハ○ーでしょ・・・≫
そこには立派な王子様が立っていた。
「すっ、すっません、私は姫です・・・」
「こっ、これは失礼!」≪間違われてるし・・・≫
しゃらんら〜〜〜≪またかよ≫
立派な(?)お姫様に変身したアングリラは宮殿にむかった。
華やかな舞踏会では美しく着かざったウルトラマン、怪獣達が舞っていた。
≪へ?それってもしかしてキングの誕生日?≫
和やかなパーティーの中に入ってきたアングリラを見て、ウルトラマン達はいきなり攻撃を始めた。
≪だって、顔が怖いんだもん!!≫
アン「なにすんねん!!(怒)」ウル「ごっ、ごめんなさい(謝)」
アン「おとしまえつけてもらおか(脅)」ウル「なにをお望みで・・・(恐)」
アン「そやなぁ、うちの継母と継子をやっつけてんか、あいつら、いっぺん痛い目あわせたろ思ててん(喜)」
ウル「それで勘弁していただけるんですね(許)」
壮絶なジャンケン大会で選出された≪負けたんかい・・・≫
ウルトラマンコスモスとウルトラマンジャスティスは
グローカービショップとグローカーボーンを退治しに
呑龍とゴルメデをお供に行きましたとさ。
めでたしめでたし・・・・・ ≪いつから桃太郎になったんだよ!≫
今日の教訓
【注意1秒 けが一生】≪攻撃するまえよく考えようね≫





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「2003.11.16更新」

『乙女の眠り』

その夜、アヤノは不思議なオーロラを見た。《ん?》

ベッドに横になったアヤノは、ゆっくり目を閉じた。

そして、幼い頃の自分の姿がふと思い浮かんだ。

「そう・・・ここ、私、知ってる・・・」

 小さいころに遊んだ路地、

 楽しかった夏祭り、

 いろんな思い出が目の前に繰り広げられた。《パクリか?》

その時、目の前にスモールインキュラスが 突然姿を現した。

サクを飛び越えながら、 どんどん数は増えていく。

《まさか・・・合体?》

スモールインキュラスが1匹
スモールインキュラスが2匹
スモールインキュラスが3匹
スモールインキュラスが4匹













スモールインキュラスが597匹

その時、スモールインキュラスの顔つきが突然変わった。

さっきまでのかわいらしい羊の表情からは、想像できないほど凶暴な顔になった。

《とうとう合体するのか?》

そしてアヤノにむかってこう叫んだ。


『早く寝ーーろーーよーー!!』

アヤノは不眠症だったのである。

《眠らされたんじゃなかったのかーー!!》



今日の教訓【禍を転じて福となす】



「2003.12.15更新」

「3匹の怪獣」

むかし、むかし、あるところに3匹の怪獣が住んでいました。

一番上のお兄さんは「ガラモン」

2番目は「ピグモン」3番目を「ミーニン」といいました。

《た、確かに似てるかも・・・

「ガラモンにまつげ付けたらピグモンだ」っていう言葉もあったし》

お兄さんのガラモンとピグモンは陽気な性格で、楽しく暮らしていました。

《うん、人生は楽しまなくっちゃね》

一番下のミーニンは頑張り屋で勤勉でした。

・・・が、少し頑固なところもありました。

《そうそう、勤勉は美徳だわ》

3匹の怪獣達は大きくなったので

それぞれ家を建てることになりました。

《やっぱりパクリよね?「3匹のこ○た」じゃない》

「ガラモン」はワンタッチでひろがるテントと寝袋を用意しました。

《藁のかわりか・・・》

「ピグモン」はキャンピングカーを用意しました。

《木の家のかわりね・・・》

「ミーニン」は煉瓦を一つ一つ積み上げて家を造ろうとしました。


・・・・しかし・・・・

ミーニンの手は屋根を作る高さまで

あがりませんでした。

いつまでたっても塀しか作れませんでしたとさ・・・

《ど、どうすんだよ〜〜〜》


今日の教訓【明日は明日の風が吹く】





画/坂上ナオト 「ウルトラマンコスモス.ルナモード」



無断転写を禁じます。第二次著作権承認済

(C)TSUBURAYA PROD.