「真の勇者」館


「真の勇者コスモスストーリー館」

おそるべき秘密!

第10話 青銅の魔神

トリがなきまーーす。《お約束!》

「紀元前5000年にガラスがあったなんて」
「でもこれかわいい顔してますね」《そっそーかぁ?汗》

「吉井さんって人、遺跡発見者の功労者でしょ」
「綺麗な人ですよねまさかドイガキさん気があるんじゃぁ」

狼狽のあまりいつにもまして挙動不審なドイガキ氏。《きょどってどうするよ。》
「変わり者ってドイガキさんには言われたくないでしょう」
《自分は、変わってないとでも??同じ穴のムジナくん・・無人くんは、サラ金だよね。》

「しっしっ」《動物扱いするなよ》
「また胸がドキドキしてきた。」《きゅーしんきゅーしん。♪》

「イライラすると胸がドキドキするの?《普通じゃないですね。》
「私なんか、美味しいものを食べれば、ストレスなんか一気に解消」
《それってやけ食いのことですか。それともドカ食い?》

「単純なんだ」《とろくて単純・・どんなキャラやねんっ。涙》
「どーゆー意味よぉ」ぐーを握る。《殺すぞ。》

「キャップどうしたんですか」「最近は胃が痛くなるような会議しかない。いててて」
《胃が悪いようには見えませんが、体型上の所見では》

「おいっ、ムサシ俺のランダーショットの点検出すのを忘れただろう」
《本当は、片時も放したくないんだけど泣く泣くだったんだぞ・・涙》
「だからお前にいったろーが」《耳、あるのかぁ、つーか理解できるおつむはあるのかっ》
「聞いてない」《意識と記憶があるのかぁ・・このぼけ老人》
「僕はあなたの雑用係りじゃない。」《てめーでしろぃ》
「なんだと」《このくそったれガキがっ》

「やめなさいよ」毎度お馴染みの一触即発ムードすぅ
《え゛脚色しすぎ・・ぽっ・・褒めてない。》

「外線です。」
「吉井ちゃん」どっきんどっきん《アドネナリン全開血圧急上昇》


「頼み僕に?」《踊り食いを見たい、ではないよね。》
「この青銅像に何か謎でも」《象さんじゃないからね。》
「ぜひ、調べてほしいんですよねドイガキさんに」《こいつでいいんですか?》
「やることたまってるんだ」《それは、食べることじゃないですよね。》

「私がいくらやっても開かないんですよ」「なんだ簡単に開くじゃない」
不思議な空気が青銅像から伝わる「いや別に」

ムサシとドイガキさん妙ににこやか〜
「さすがドイガキさん」どきんどきん
「また、胸がどきどきストレス、ストレスがぁぁ」


「結構強引ですね吉井さんって」「最強のマイペース」
「頼られてまんざらでもないでしょう」

「いや、このガラスケースをあけたあたりから急に爽やかな気分になって」
「ドイガキさんも僕もなんですよ」
《えかったえかった・・ほのぼの・・ぼのぼのじゃあしまちゃうよん。←分かる?》

「かわいい、ちょっとだけ見たい」「しょうがないなぁ」
《そんなことで開けていいんですかぃ・・驚愕》
「どうしたんですか」うっぐふっ「開かない。」
《そんな馬鹿な。人間とは思えないパワーをもってしてもあかんぞこらっ》

「じれってぃなまったく!」《むっ》
「簡単に開くじゃないか」
ほんわかわーんフブキの視線が宙を泳ぐ。《大丈夫ですか。》
「どうかしました」「なんか気分いいよねムサシちゃん」
うふうふ《かなり表情やばいって》

「胃の痛みがなくなってる」《懐は変わらず痛いけど・・涙》
「本当、からだが軽くなった気がする」《ないない。》

「ひよっとしてこの青銅像がストレスを」《ひとつ私にもくださいな。♪》
「このケースなんだけどね。」「ハーフミラーですか」
「中から外がみれないようになってる。音も・・。」中のものに対する配慮だと思う」
「あの青銅像、ストレスを吸収するんです。いらいらや胃痛がぱったりと消えてしまった。」
《困るよ君ぃ・・By製薬会社》

何故か一人で残業中のアヤノちゃん《毎度、留守番命!》
「うそっ」《本当》「

なんで青銅像がここにあるの」「なんでぇ」《なんでだろ〜なんでだろう〜。》
ぐわんきゃあ《ぶっさいくぅ》
会いにきたよーん。《だからなんで?》

「数百年に一度ゲシュートの神が怒る日を除き・・解読できたのはここまでなんです。」
「ゲシュートの神が怒るときどういうことだ」《だから怒るんでしょ普通に読めよ。》
「青銅像が飛ぶなんてそんなことがあるんでしょうか。」
《ウルトラマンもいるんだからそりゃありでは?》

うーうーうー《え゛、シェパードってサイレン鳴らして走ってもいいのですか。知りませんでした。》

「あのケース、青銅像にストレスを与えないためかもしれなんだよ」
キキーッ「急に!」《急だから急停車なんちゃってぇ・・あうっまんまだった。しくしく》
「本当に顔変わってますよ」《かなり悪そう》
「本当に飛んだ」《肉眼で確かめないと信じられませんでした。ええ、実は、宇宙人もそうです。》

「はさみうちにしましょう」ごつん。イタ。《仲良しさん・・うふっ》
いってぇぇまたストレスを吸収された。

繁華街を中心に捜索します。
《ここは、新宿です。あっそこ車止めていいんですか?
駐・停車禁止でしたら、ひぃいいレッカーですぜ》

確保できません。「問題なのは大きさなんです」
「ストレスを吸収しつづけている」「大きさが3メートルを超えている。」
《出現怪獣に比べると小さいでぇ。》

碑文の解読が全部できた。
たまりすぎると吐き出しながら暴れてしまう。《垂れ流しかいっ》

「空からの友人がくれたもの。地球人をかわいそうにと思ったんでしょうね。」
《どんな宇宙人なんだ?》

「でもストレスが多すぎて暴れだした。」《小さな親切大きなお世話現象ですか。》
「ゲシュートを止める方法は書いてないんですか」《放し飼いかよ。》
「じゃあこのままゲシュートが大きくなったら大変なことになるぞ」

なりました。うおーうおー逃げ惑う住人
「どうしたんだ」「浴びればストレスで苦しみます。」
「あぶない」《注意一秒。暴走一生。テックサンダーストレス弾直撃》

「胃がぁ」「発令!発令!レッド発令!」攻撃いぃぃぃ。
《わーはははやりまくれぇ・・ごめん。逝っちゃったかも》
「避難がまだすんでいないのよ」「くらえーー」《絶叫!》
「ストレスを増幅させているんだ」「攻撃的になっちやったんだ」《もとよりです。》

「コスモスーー!!」
「攻撃だ。攻撃」ぐふふふ。
あははは、えへへへへ、ひーひひひひ。←ここまでは、イカレテマセン。《汗》
「フブキやめろウルトラマンだ」《このさい行けぇでございます。》
手をパン《目をさませや》

「うゃぁ」《まじコスモス相手に激突死するかと思いますた。ひくひく》

「ウルトラマンにもストレスは苦痛なんだ」
《すべての生命体に感じるものではないのでしょうか。》

ふとももの太いゲシュート。
モードチェンジをしたコロナを相手に短い足を振り上げ振り上げ
・・なんかかわいいかも。ぷぷぷ

「ウルトラマンどうしてかわさない」
《ねぇコスモスて呼んでくれない?最後には、呼ぶぜウルトラマン》

であーーーまとめてお返しでーす。プレゼントホーユー。

ぶぶぶぶでぶーーーーーーーーっ・・・破裂。
《どこか誰かに似ている体型よーー。泣》
「そうか吸収した許容範囲を超えるエネルギーを返したのか」
《倍返しは、違約の基本です。》

このまま土の中にもどしたほうがいいみたいですね。《土葬ですね。》
「現代はストレス多い世の中なんですね。」
《なけりゃそれもつまらんかもねお気楽過ぎて。》

「ストレスは、警告なんです。」《自覚があればね。》
「だから人間にとって必要なものなんです。」
《なければ向上心も芽生えない・・かもしれない。》
「大切なのはストレスをためないことなのよ」
《発散する場所を人へのやつあたりにしている人もいるかもーもちゃん。・・友達なくすぜ》

「ドイガキさんありがとう」
胸がどきんどきん・・・「ストレスがぁぁ」
「ドイガキさんそれストレスじゃないですよわかんないかなぁ」

このこの《ドイガキさん、ニューロ←神経細胞つないでね。》



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会いたい人がいる。

第11話 動け怪獣

「夏の特別警戒期間を終了する私としては、諸君の活躍は、ひじょーーに満足である。
《支払う金も少しで済んだしぃ。》

そこで諸君に夏休みをプレゼントしたい。」《その期間食い扶ちも減るし・・喜》
一同の視線が夏休みを描いて宙を舞う。

ムサシ、《ああ〜ん。お色気たっぷりのムサシの上半身ヌードがぁぁぐふふふ・・
あ゛表現間違えた・・お互い男だった。滝汗》

《とども真っ青》ドイガキ氏
《海に入れば海洋動物と一体化・・人間としての正常な視覚判断の範囲です。》

そしてアヤノちゃん。ぐわぁぁ寄せてあげて・・
申し訳ございません。静止画かけて拝見いたしました。
ぽたっぽたっ・・うん?何かが垂れる音。
ぶっ・・ちぃっ?ちーーーーーーーー血がぁぁ。
《ふきふき・・失礼いたしました。男としての正常な視覚反応の範囲です。》

「ハワイ。ハワイにやってきた」
《芸能界ではワイハつーんですよ。・・一般庶民でもちょっと言ってみました。照》
「夏休み最高だぜぇ」《一生休みだったら最低だけど・・それって失業。ぼそっ》

「ただし順番ね」《言っとくけど年の順ではないわよあなたたち》
「それじゃあ最後の方は、夏休みじゃなくて秋やすみ。」
《そうとも言いますね。》ぷるぶるぶる。もういやっ火花が散る3人。

「俺は休みなんていつでもいいぜ」
《うふふ君たちなぁにがっついてるのかな・・あわてるこじきはなんとやらだぜょ》
「あんまり後の方になると休みをとる暇なんてなくなるわよ」
「えっなんですって」《こらぁちよっとまてぃ・・こじきでもいいです。》

「じゃフブキ隊員以外で」「ちよっと待った。さっきの話はなしだ。」
《ふざけんなよお前らっ・・俺様をなんだと思ってる・・こじき・・かな。》

ブーッブーッ・・・。
「トンネル工事現場から怪獣保護要請です。」
「休みの前に一仕事だ」「了解」

「今回の出動で一番活躍したやつが最初に夏休みを一番にとるというのはどうだい。」
《くくくどうせ仕事をやらせれば俺だしぃみたいな?》
「いいねぇ」《体はこれでも・・がははは、頭は俺だしぃみたいな?》
「のりました。」《ぐふふふ、ウルトラマンコスモスは僕だしぃみたいな?》

「私も行きます。」《逝くなよ》
「緊急出動許可お願いします。」《きやぁぁ卑怯者よぉぉぉ・・逝ってこい。》
「フブキ隊員一号機ちよっとまって」《乗せろ》

「フブキ隊員お先に」《らっきぃ♪》 「おーーーいっ」
《俺らの友情は何処にあるんだぁぁ・・
すみません今は、自己の欲望を追求します。簡単に言えば見捨てる。》

「スケジュール遅れ気味なんです。」《死活問題です。》
わかりました。さがっててください。《前に出る気は毛頭ありません。》
「げっあーーもうきやがった」《ちっ》
「抜け駆けはゆるさないわよ」《ぐーを握る。》

「わりと早かったですね。」《やっぱドイガキさんが乗ってないから?》
「あたりめーだろこっちは、マッハ10でとばしてきてんだよ。」
《リドリアスの飛行速度よりそれははるか5倍早かった。
キュァ〜。わたくし、こう見えて渡り鳥なのよぉ〜涙・・渡ってたのかっ》

「本当に怪獣なんているの」
怪獣発見!「あーーーあー」《悲鳴です。》
チームアイズでありながら全員いきなり逃走。

「まって」がふーん
「ずいぶん大人しい怪獣だな」気を取り直して戻ってくる一同
《しまったつい、逃げてしまった。滝汗》

「ムードン」
「あの怪獣全然動かないでしょう。
ムードン、英語の動かないをひっくりかえしてムードンと名づけました。」
《なんとアヤノちゃんの命名でしたぁ。》

「そこで、作戦は、名づけてはじめの一歩大作戦」《フブキさん・・あなたもかっ》
「わるいねーーこれで夏休み一番のりは決まったな」
シェパードでムードンを引きずりだそうと考案したフブキ。

「あはははははは」
《そう、常夏のハワイ・・ココナツではないからね。
腰に手を当ててビキニパンツを強調させて笑う。笑う。
わらうぅぅぅフブキ隊員。・・恐怖》

「オッケー」「引いてる引いてる」
《シェパードっていったいどんな車ですか宇宙兵器?》
「へへん」《どんなもんだい》

「どうしたんだ」《あれれ》「くぅぅぅぅ」《歯を食いしばるぅぅ》
なにくそぉとふんばるムードン。
ぷちっ《切れた》「あーーーーー」どしゃーん
テレビ画面激震。《揺らしてどうするよ。》
顔面にバッテン1枚。
痛い。痛いぜぇぇフブキさん・・俺なみに痛い。←褒め言葉です。


「強引に引っ張りだそうとするからだめなのよ向こうからでてくるようにしむけなきゃ」
《ぜひ、呼んでください。僕も・・ぽっ。》
「いつのまにこんなものを」《目前に巨大ねこじゃらしがっ・・本当に・・。絶句!》
「借りてきたの」《なんで借りれるんじゃぁぁ驚愕!》

「なずけて猫じゃらし大作戦」《だから、なんでじやぁぁ》
「出ておいでームードンちゃん」《ちゃん付けです。》
「こんなんで出てくるのかい」《知能は??》
「うちの猫は、でてくるわよ」「ねこーー」
《猫といっしょかぃ・・Byムードン評価を上げての要求の声》
「早く出てきてムードンちゃん。」

うっかりムードン、猫並みの反応をしてしまいました。
《すみません。おもしろそうでつい・・涙》
「夏休みはもらった」バンバン「あっどうした」
「こわれたーーー」《借り物だぜぇ》
ムードンの鼻にねこじゃらしがスポッ「はーーーくしょん」
アイズ一同ぶっとぶぅぅ。顔面バッテン2枚目。

「これは怪獣を誘導する笛」《どうだまいったかっ・・ふんぞり返り》
「名づけてハーベルの笛吹き大作戦」♪
「聞いてるヨーー」♪「こりゃあいけるよ」
ねーーむれーー。ねーーむれーー大合唱♪《うまくは・・ない。》

「ねーむれーーって、ちよっとまてよこりゃこもり歌だっ」
《はじめに気づけよ》「うわーーこれじゃねちゃうよ」
いびきぐぅぉぉたすけてーー。一同顔面最大にアップすぅぅ。

「実は、数年前化石が発見されているの」
「グラノクラフドンこれを復元すると」「わームードンだ」
「カオスヘッターの影響を受けてよみがえった。」
《お邪魔しまぁす。Byおひさぁのわたくし、カオスヘッターです。》

「一つの洞窟から何体もまとめて発見されているの。」《さぞかしでかい洞窟だったのでしょうね。》
「巣穴だったんだ。家族のようにいっしょに生活していたじゃないかしら。」
《どんな生活なんじゃい。》

「これがここの工事現場でぶつかった化石よ小型の化石」
「一体だけが」「そう一体だけが」

「あっひらめいた。」《まさか》
「好物の草を置いておけばかならず出て来ます。」《やっぱりぃぃ。叫》
あんどーーとわぁ《何故1・2・3ではいけないの?》

「でできませんね。」「あせるな、腹をすかせればてでくる」《お前じゃないって。》
「本当ですか」《それは特定の個人だけだろっ疑惑》

「こうした方がおいしいんです。」ドレッシングどばばばばっ
《誰かこいつを止めてくれ。》

それでもだめなら、「とんかつソースに青海苔っ」
「こうやってお好み焼き食べるんです。」《僕は、その上にオマヨいきまーーす。》
「どう思います」《好みだろ》
「お好み焼き嫌いだから」《え゛・・もしやぼけたの?》
「私は、関西風がすきなの」《がびーん。ぼけ×2誰か突っ込めよぉ》

「チームアイズなんてあてにならない」《確かに。》
「人間は危害を加える恐れはありません。」《信じられませんね。》

「お前どうしてここを動かないのか何かわけでもあるのか、
こんなところで一人で寂しくないのか・・一人で」
《ひとりぼっちよぉぉぉ・・寒っ》

「みんな起きて」《こらぁおきろわれっ・・起こしてみましたわん。》
「どうしたのムサシ隊員」《もう朝飯か?》

最高にして、突然の思いつき、ムードンのこどもを制作することを開始。
「よし、はじめるか」「ガッテンでぇ」
《おいらも江戸っ子でぃ。地代高いです。いばり》
コケコッコーーー《やっと登場しました。お約束の効果音の鳥です。・・とりさん心配しました。》

「何してるんですか」《しまった。》
「あんたたちまさか」《そのまさかです。》
「バクダンを俺たちが自分でやっつけることにしたんだよ」《開き直り》
どっかーん。洞窟崩壊。《予算も崩壊》

「なんてことを」
「どうしたのムードンあんなにオトナしかったのに」《緒、きれましたぁん》
「うちを壊されておこってるのよ」《家、ないと困るしね。》

「やめろムードン」
《やめろと言われてやめられる相手はかなり少ないと思いますが。》

「コスモー」
どりゃ、ムードンぶんなげ。吹っ飛ぶムードン。あーーう。あっもう一回、ぶん投げっ。
ルナ連続バクテン《10点0》
しかし、コスモスの腹部にムードンの角が突き刺さる《いてじゃねぇかぁ》

「フブキ隊員麻酔弾!」「だめだ利かない。」《今まで寝てましたからね。》
「がんばってウルトラマンコスモス」《よーし正解です。》

ドン。ドン。ドン。突進ドスンドスン。怒怒怒怒怒ーーーっ。
《いくぞぉうりゃぁぁぁぁムードン猪突猛進体勢セット完了!》
「フブキ隊員あれを」《来るぅぅぅ悲鳴》

ぐうぅぅぅぎゆぅぅぅぅ
「こんなのであいつがおとなしくなるのかよ」《だってハリボテだぜぇ》
「常に家族そろって化石で発見されているのでもムードンは一体だけ」
「ムードンのこどもかもしれない」
「ムードンこれを見てーー」《見た》
「来るわ、さがってさがって」《来るきっと来る♪》涙が・・

ぐうぉぉぉ「ムードンが泣いている」
「ムードンはやっと会えたの何千万年も待ち続けてやっと自分のこどもに会えたの」
《ハリボテでもうれしかったすぅ。》
ルナのパワーで立体化するこども。《ご丁寧に恐縮です。》

ここよ。かーちゃん。
ここよ。かーちゃん何処いってたんだい。だからここだって

「ムードンが喜んでる本当に喜んでる」《はい、ありがとうございます。》
手の先が触れた瞬間砂に消えるムードン。
「ムードンがよみがえったのは、カオスヘッターのせいだけじゃなかったんですね。」《濡れ衣かい》
「どうしてももう一度こどもにあいたかったのよ」
「だから想いがとげられると同時に砂にかえったのか」《はい、成仏しました。・・仏かよ》

「おーーい」「来た来た」《何処から?》
「みんなさっひきあげましょう」《あとはしらないわ》

「一番活躍したのは、やっぱムサシでしょう」《あたりまえだろ》
「そんな僕なんてなにも」《ご謙遜》
「遠慮しない。どこ行くの沖縄?ハワイ?」《それともM78星雲?》
「そーだなたまに家にでもかえろうかな」《やっぱ大気圏外?》

そう、誰にでも会いたい人がいるのです。



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貴方は知っていたのですね。

第12話 命の輝き

「ねぇねぇこれ分る。」《えへえへムサシつぁーん》
「分かりません。」《超そっけなく・・あふあふ言うなよ・・汗かいてないか》

「仕事中なんです。」
《働けよ、この税金泥棒っていわれますよ・・チームアイズってそういえば公務員??》
「朝は、4本足、昼は、2本足・・そんな生き物いるわけないだろう」
《俺が知らないものはこの世に存在しない。・・きっぱり》
「知ってるわよスフィンクスの出したなぞなぞでしょう。」《もの知らずなだけよ》
「しのぶリーダーいっちゃだめですよ」《結局リーダー自ら参加かぃ》

「朝は、4本足・・・???」《思考中、思考中》
「キャップっ」《怒》げっ
「コンデションレベルイエロー」
《と思ったら緊急事態にキャプも参加していた・・どんな職場なんじゃい。・・不安》

「あぁ、まるであかちゃん怪獣ですね。」
あっかわいいねぇなーーんて思ったらいきなりビルを吹っ飛ばす。

「怪獣の目的不明。」《いえ今までの多くの怪獣も登場と同時にビルの一つや二つは吹っ飛んでいましぜ
・・この場合目的があって破壊してるつーーより、でかくてすみませんということでしょうかね。
・・着地失敗とか?》

ドカ、ドカ、ドッカンがんがららーーーん。
《ぐわぁぁぁ・・やめでぐれ〜Byビルオーナー心の絶叫》

「ショックビームで行動を制御。オペレーションスタート」「了解」
《ぐふふ攻撃ですね。まってました。》「さぁておいたはそこまでだ」
《おしりぺんぺんやな》「やめて」《え゛・・幻聴か耳鳴りか》
「ムサシなんかいったか?」《お前しか乗ってねぇよなぁ》
「いいえ」《ぼけ始めたか》

「お前が反対しようがやるぜこれ以上被害を広げるわけにはいかない」
《だからなんも言ってないすっ・・補聴器いる?》

「殺さないで」「・・・・イフェメラ」
あはははは・・・イフェメラが投げ捨てたビルがっ
《ウルトラマンコスモスは、どーゆー理由か
怪獣がアイズに向かってものを投げつけるケースが非常に多い
・・スタッフの経験がものを言っているのか・・ちょっと同情》

「あーぶない」《ひーーっと・・命中です。》
「フフギ隊員、ムサシ隊員」《きゃぁぁテックサンダーがぁぁ》
「こちらムサシ無事不時着しました。」
《テックサンダーは、・・無事ではありません。・・てめ》

「喜んでるの」《ええ実は、喜ぶ怪獣も多く出現します。》
「あいつ遊んでるつもりなんだ」ドッカーンドッカーーン
《スケールでかい遊びでんなぁ》《あのぅもしもし・・byビルオーナー》

「このぉ、コスモー」からぶりです。《ありゃ》
「コスモー」しらんぷり。
《何っまさか壊れたのかコスモプラッグ・・どーすんだよーー血相変わる。》

「何故だ、ウルトラマンコスモス」《サービスセンターは何処》
「怪獣の破壊行動が止まりました。」《あたしぃ、疲れたしぃ》
「お昼ねをはじめたみたい」《まじすかぁ》

「大怪獣一夜にしてこつぜんと姿を消滅する。」
「それがこの怪獣です。」「イフェメラは500年ごとに現れるのですね。」
《歴史上何回もご登場だったんですね。そのわりには、誰も知りませんでしたが。》

「さやか、お前の好きなおかしを買ってきたよ」
「さやかっ」・・・・。《衝撃の過去です。》

「強引だなフブキ隊員、で何処へ向かえばばいいんですか」
《勝手に出動してええのんかっ・・驚愕》
「積み木で遊ぶ妹を思い出していた。」「ここで、3歳で死んだはずの妹に会った。」
《ひぃぃぃぃい、ウルトラQの世界ですね。》

「イフェメラを殺すのはやめて」「こいつのことか」
「かげろうの命は、一日しかないのせめてその命を輝かせてあげて」
「あの時と同じ声だった。」《ゆっ幽霊・・滝汗》
「さやか」「まさかあの少女が」
《こっこっちに来ますぜ・・汗》「ありがと、うふふふふ。」
《ぞぉーーー》ポロポロ《はっ失礼泣いていらしたのですね。》
「お前にも見えたんだな。」
《ええ過去ウルトラマンも見ました。なんでも見えるみたいです。》

「でもどうしてあの子が妹さんだって」《名札ついていましたか。?》
「俺には分かるんだ」《霊感or第六感だ》

「イフェメラが目覚めた。」《おっは〜》
「応援に向かってくれ」
《ところでお前ら勝手に何処にいってるんだ・・本来なら許さんところだ》

「見て立とうとしている」「あいつ成長しているんだ」
「頑張れ」「もう少しよがんばって」「やった」
《異口同音》たったたったイヘェメラが立った。

どしどし「しのぶシヨックビームで行動を制御するんだ」
《だからぁ、そっちへいくなつーの》「え゛」《不服》

「攻撃を待ってください。」《私のセリフとは思えないかもしれませんが》
「そいつはもう暴れません。」《・・たぶん》
「これを見てください。」
「自分で壊した倉庫を自分で集めて。」「あかんぼうが成長したんだよ。」

佐原司令官より、緊急連絡です。
「レッドを発令するんだ」《ピルオーナーは泣いてるぞ》

「怪獣の生態を観察中です。」《ビル・・ピル・・ローンなんです。しくしく》
「何故、攻撃しない」《やかましい金の問題ではない。》

「政府のコンピーユータ集中管理施設がある。機能が麻痺する。すぐ攻撃排除するんだ」
《立場の問題なんだ》《アヒョ》

「被害は、TCエリアにとどめますチームアイズの責任において」ぶちっ《話にならん》
「これって今朝のなぞそなぞとそっくりじゃない。
朝はあかちゃん、昼は、大人で2本足、年を取って杖をつくから3本足」
「じゃ答えは人間」《これ誰でも知っているなぞそなぞですよムサシ。》
「イフェメラってラテン語で一日の命という意味なんだ。」
《そうだったんですか・・意味もなくネーミングしたわけではないのですね。
言葉を大切にしていますね。・・まんまネーミングだけど・・ぼそっ》

「たった一日で終える生命なんだ」
「だとすればあいつは今何をしているんだあいつの一生の目的は。」
《俺は俺は、恥ずかしい。》

「生きているんです。」《俺もだ》
「今日一日を輝かせるために、たった一日の命。
ウルトラマンコスモスあなたは知っていたんですね。」
「たった一日しか生きていられないことを」
コスモスまたしても空に浮かんで「うん」

「防衛軍に引き継がれた」《使えんからだ》
「あと数時間ですかけがえのない命なんです。」《それはお互いさまでしょう。》
「怪獣の命よりも施設の安全が優先される。」《でました大体の正義》

「防衛軍がバーニングミサイルを発射させた」
「すぐに中止させてください。」
「すまん私の力ではどうしようもないんだ」《無力と敗北》
「ミサイルとの衝突まであと20秒」「俺が救うかならず」
「現場から離れろ命令だ」《首だぞ普通ならこらぁ〜》

ぷちっ《切られた》「せめてその一日を輝かせてあげて。」
「このおーー行かせるか」《熱いぜ、切れてるぜ。》
「迎撃ビームシステムを積んでるロックされている。」
「だったらエンジンの熱で誘導してやる。俺についてくるんだ」

コスモスが遅ればせながら馳せ参じる。
ミサイルを撃破「はあっ」《やべ本当について来てたじゃん》

「ミサイルが一機抜けたわ」「イフェメラーー逃げろー」
《だからロックされてるって》どっかーーーん。

「イフェメラぁー」フブキ号泣
イフェメラスを救うためコスモス、スプリングラーシャワー状態。

近づこうとしたコスモスをイフェメラは攻撃する。《こないでっ》
「何故イフェメラは攻撃するんだ」《分かったから、あぶねつーの》

「みてください卵です」
「あの卵を生むためにそのためだけに」《生物の本能です。》
「ウルトラマンコスモスその卵は俺たちが守るからイフェメラを頼む」

《了解》デュアッ・・て何処へ運びさったのであろうか・・・・。
「あれでよかったのか」さやかの姿がまたしてもにっこり
《もう怖くないよん。》

「フブキ隊員卵は鏑谷島に無事保護しました。」
《結局卵も僕が運びました。》

「たった一日を精一杯生きるために短い時間だったけれど妹は輝いて生きていた。」
《命の輝きは美しいですね。》

「どんな命にも意味があるんだよなムサシ」「はい。」
「私、・・・セミの声って大好き。」


貴方は、この一日を精一杯生きていますか。



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真実の意図

第13話 時の娘《前編》

その日長い年月をかけた一つの夢が実現した。
ジェルミナ3が完成したのである。

「はい」ムサシに飲み物を差し出すリーダー《盛ってはないわよ》
「ありがとうございます。」《ほんとうだな・・疑惑》

「そういえばムサシ隊員はいつか宇宙にいきたいといってたわね」
《あなた本当はどっから来たの?》
「ずっと楽しみにしてて」《つまりコスモスと別行動なんです》
《いちいち彼方に飛び立つ時はおいていかれてるのね・・驚愕》

「すごいわよね人って4年前の事故で一時中止されたときはもうだめかとおもったけど」
《中止の再開って決断よねぇ〜意地かしらね・・
責任問題はどうなったのかしら・・しったこっちゃないけど》

ブーッブーッ
J南エリアに未確認の生命体。

「人が」何者かの未知の生命体に追われる女性
《一見それほど若くはない》を発見ムサシがすばやく変身する。
「コスモス」青系の不思議に美しい光をまとって登場。
《来ましたね。・・・コスモスさんですね。無言で確認する地球外生命体。》
《えーとどちらさんで??》
コスモスの攻撃をのらりくらりとかわす。
《あらよっと》《なんだ??》
《さてとじゃ失礼しましたん。》《はぁ??》あっさりと姿を消す地球外生命体

「しっかりして」駆けつけたムサシは、女性を抱き起こすパチン
《いきなりの暴力ヒット。顔面ビンダ》

「違う違います。」《ひぃぃぃ・・こえー暴力反対。景気回復賛成》
「僕はただ手当てをしようと思って」《つーか生死を確認してた段階です。》
「あんたがたすけてくれたの」「え゛」「あっ一応」《関係を説明すると長くなります。》
「ごめんなさい」《ただの痴漢だと思ったの》
「僕はムサシ、君は」《ちなみにこの番組の主役です。》
「あたしは、・・・」《あたしは、誰ここは何処》

「記憶喪失」
「ええ、彼女は激しい《剥げしいてばないからね。》ショックで記憶を失っています。」
《髪は失っていません。》
「何故あの場所にいたのか自分の名前すらおぼえてないのです。」
《それを記憶喪失と言うと思います。》

「彼女は何故宇宙生命体に狙われたんだ、」《しらんて》
《地球人に狙われたのでは、普通に警視庁の仕事ですしね。話が「踊る」になっちゃうしっ。》

メデカルルームをムサシが見舞いに訪れる。

「すいません検査中って知らなくて」《面会時間しらべて来いよ》
「かまわないわよ丁度終わったところだから」《ちっなんだ》
「がんばってね」《下心あるんでしょぉぷぷぷ》
「そんなんじゃなくて僕はただお見舞いに」《汗だらだら言い訳たらたら。》

「ゆうべはありがとう」
《すまん。張り手かましちまって・・しかも主役だったんだってねぇ》
《なんか地味ですか?》
「ここ殺風景だから」花を差し出すムサシ。《ここ病院だしね。普通だろ》
「きれいだねぇ」《えへえへ》
「すこしは気がまぎれるかとおもって」
《これだけ?・・ええとりあえず給料前で》

「聞こうと思ってたんだけどアイズてなに」
《ごめんねー今更だけど視聴者にも解説頼むぜょ》
「大人しい怪獣を鏑谷諸島に保護しようって活動、夢みたい話に聞こえるけど」
《凶暴なのはNG?・・お前だめじゃん・・誰?》
「すごいじゃない一緒に生きていきたいと、
この星で生まれた怪獣たちと可能な限り一緒に生きていきたい。」
《隔離ありで》
「とてつもなく大変なことかもしれないけどそんな夢を実現させようとしてる人たちがいるんだね。」
《確かに少数みたいですけどね。》

レニの手に指を這わせる《おぉムサシにも男性としての感情と動きがっ》
「あっ」《レニに気づかれ断念・・おしいっ・・残念!》
「そのもしかして以前どこかで会ったことが・・
すいません記憶がまだ戻ってないのに」《太古の時代のくどき文句か?》
「あたしも昔から知ってるような気がした。」《デジャウ?・・転生?輪廻?》

「それは」《メモだよ》
「先生が思いついたことをなんでも書いておくようにって頑張れば早く記憶がもどるかもしれない」
《うーむ、思い出したくないこともあるかも借金とか。》
「時の娘」《時の人ではまた意味が違います。》
「どこでなにをしていたのか思い出そうとするとかならずこの言葉が出てくる
何かきっと大切なことばなんだと思う」
《娘??何故娘なんでしょうか乙女もありました。
時のおばさんじゃギャグになるからか?つーか見ない。》

「どして、」《私は悩む》
「どうかしたんですか、」《ぎくっ婚期についてではないですよね。》
「この宇宙生命体はどうしてすぐ姿を消したのかしら、」「はっ?」
《帰ったのでは?相手にも3分ルールがあったとか?》
「あれほど執拗に彼女を狙っていたのにコスモスが現れたらとたんたいして闘いもしないで姿を消した。
おかしいと思わない」
《いやーさすがリーダあたかも本を先読みされたかのよう。
この段階では、深く思いませんでした。
中、暑くて限界とか、やべっ漏れそうとか、腹が減って飯食いにとか、
生理的諸事情だと・・すんまそん。》

「あっムサシくんこれなんだかわかる」
《えーとカタツムリかアンモナイト》
「彼女の夕べみた夢を描いてもらったんだけどさっぱりわからなくて」
《絵が下手だからかしら》
「まさか彼女は」《ピンときたら110番・・まじするなよ》
「おおムサシか熱心だな」《残業手当はでたっけ?》
「おい」《てめっ無視しやがって》
「何しらべてたんだあいつ」《盗み見しちゃる。》

「キャップこれをみてください。」
《とんでもないものをみつけたのでちくりに来ました。》
「彼女の名前は、レニクロサキ4年前までジェルミナ3の建設クルーだった」《過去形》
「4年前」《では今は?・・言葉尻に敏感》
「死亡しているのです」《あれは遺体です。》
「死んでるって現に今メデカルルームに彼女は」《遺体なのおぉぉ恐怖》

「彼女は、死亡後に前頭葉に微小なバイオチップを埋め込まれています。」
《頭囲より大きいと入らないと思います。頭の上に乗せて歩くかんじになりますし。》
「彼女はバイオチップの発する特殊パレスで維持生命活動を開始したのです。」
《ほー不老不死ですね。それを自分の頭にも埋め込めば倒される心配なしあったまいーい
・・いくら宇宙生命体とはいえ頭に乗せては、歩くなよ》
「例の宇宙生命体から発せられているものと同質のものです」
《異質では、サイクル交換が必要とか?》

「彼女は、バイオチップを埋め込まれて意図的にこのトレジャーベースに送りこまれたんだわ」
《はぁ、手当てに担ぎ込んだのだと思ってました。みなさん方が》

「レニは、自分が死んでしまったことすらおぼえてない。」
《それはまたすんごいぼけ・・。》
「生きていると思っているのです、だからこそ失った記憶をとりもどそうと」
《生きている人でも・・忘れます。
人は、都合の悪いことは忘れるという本能を搭載しており
しかも、驚くことに時には、自分にとって都合よくまったく違う内容に置き換え、
すりかえて憶えおくという強烈な得意技も発揮します。
そしてその時だけは妙に憶えがよくなります。あーら不思議。
その他、単に機能が劣っていて憶えていられない場合もあります。悲》

「チップを除去してなんとか彼女を助けることはできないんですか、」
《あやぴょーんのお願い。瞳きらきら》
「チップをはずせば人間としての本来の状態に戻ってしまいます。」《即、遺体です。》
「レニはいきてはいないんです。」《だから遺体だつーの。・・強調》

「あなたですか事故の話を聞きたいというのは」《責めてないよね。はらはら》
「あっというまです。気密バルグの圧力に異常が生じて・・・」
レニ、宇宙のチリと飛ばされました。

「ステーションの建設は、危険をともなうことだとはわかっていました。」
《完璧な安全などどこにもありません》
「それでもレニは宇宙に自分の手で時の娘をつくりたいと」
《やはり時のおばさんじゃ興ざめですね。さざえさんじゃないし》
「当時のクルーたちはジェルミナ3を時の娘とよんでいた。
建設クルーにはそういう誇りと愛情があったのです。」
《立派です。断言》

「記念に撮ったものです。」《いまどき何故か写真を・・・ありがとう》
「レニが最後まで覚えていた言葉は、彼女が命をかけてつくろうとしていたステーションの名前だった」
《憶えてくれててありがとう・・涙・・Byジェルミナ3》
「よろしかったらお持ちください」
《焼き増し代は結構です・・ええ払う気もありません。》

「レニの処置は、コールドスリープ」《ミイラの扱いと同意語ですかね。》
「そんなレニを永久にねむらさせるなんて」《遺体と同じじゃん。》
「レニは、チップによって動かされてる」
《意志があるものは生きていると思います個人的に》
「しかし」《納得できません。》
「いいかムサシ、レニはもう生きてはいない。」《土に返してやれ》
「レニ自身どうなってしまうかわからないんだぞ」《うむ説得力があります。》
「彼女には、記憶回復の治療を受けるといってある。」《まさか成仏させたいとはいえない》
「どうすることもできないのか。」《無力なの?》

「医療基地内ではこの認識表をつけてください。ではこちらへ」
《名札のことです。わかってるちゅーねん。》
「まるであんたが治療うけるような顔をしている大丈夫だよすぐ思い出すから
この言葉の意味がわかったら一番最初にあんたに教える」
《知らぬが仏。しくしく》
「準備をしておけ」《がってんだぃ》
「レニーーくるんだ」《ぜひ、卒業のテーマソングを》
「おーい、まてまてまとまれー」《だー無視された》
「ムサシ」《私はドイガキ》
「あのバカがっ」《やってくれるぜよ》
「僕は規律をやぶった。捕まったらどうなるの分からない」
《こっこれってまさか誘拐?滝汗》
「まってください時間をください。」《ぐはっ、肉弾体当たり阻止》
「ムサシはレニにあのまま生きている夢をみせてやりたいんだよ」
《冷めた時がこわいぃぃい》
「かならずつれもどすわかってんだよそんなことは、」
《俺もやるときゃ一緒だぜぃ・・おい》

ガルバス出現
「テックサンダー2号でリーダーが出ました。」
《おーほほほみなさいこのすばやい動きを》
「なんでこんなときに」
《たいてい不幸や試練とは、なし崩しに襲い掛かるものです。》
「ガルバスだ前に一度保護したことがある」
《脱走か・・キュア〜リドリアスです。キュア〜・・呼んでない。・・キュ・・無言》
「ここにいてすぐ戻るから」《変身しても3分ですから》

レニ写真を見てしまう。《なして私がここに》
「ガルバスのデータを送ります」《デスクワークの魂受け止めてぇぇ》
「コンピューターが汚染されているどうしてこんなことが」
《ウイルスかハッカーか。ちなみにショッカーの専売特許は仮面ライダーです。》
「レニのチップを解析したときにメインコンピータが汚染されたんだ」
《正体不明の危険材料をメインにかける自体・・残念!》

「私はあの事故で」《ひゅゅゅゅ・・木枯らし》
「操縦桿がきかない」
《満身の力でも動かないのよ私は、ドイガキさんじゃないのよぉぉ》

「くそぅガルバスが町に」《手をあげてガルバス・・行きます。》
「コスモスー」「いやー」《コスモスの声私は、佐藤浩之》
「ガルバスがおかしいカオスヘッターの反応もないのに何故あんなに暴れるんだ」
《さぁ?》
疑問視してる間にしのぶ墜落の危機
《ちょっとぉ〜あなたたちぃ〜。》
「しのぶ脱出するんだ」《出来たらもう出てるってば》
コスモスキヤッチそのあと投げっ。
ズザザザザザッーー
《おいおい・・・墜落の衝撃とかわらんて》
ガルバス火をどはっーコスモスコスモスピンチふっとぶ
「町が・・・・。」
突如暴れだしたガルバス
真の意図とははなんなのか《ひっぱりまーす。》

「私が」・・・・後編に続く


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変身をためらうムサシ

第13話 時の娘《後編》

ベンガルズが出撃しました。
防衛軍がっ
《うそだろ、なんの相談もなくかっ命令系統はどうなってる・・んなもんぶっちゃけありません。すべてが思いつきですから》

うてーーうてーーー《おもいっくそ絶叫お口のアップすぅ。
いやー手だけの出演つーのもありますが口だけですからね。お口の主演・・ってどうよ》

「僕は・・・。」《あれれ》
「よかったやっと気がついたのね」
《そろそろ殴り起こそうかと思ってたけど運がよかったわね。》
「シノブさんがたすけてくれたのよ」
《よくウルトラマンを担いでこれたよねって話ですよね。さすがはしのぶさん。化け物?》

「今の君は任務に戻れるからだじゃないわ」
《女に担がれるくらいの重量しかないのよ引きづられて来たのかもしれないけどね。そしたら総身えぐれてるでしょ》

「どうゆうことなんですアイズが出動停止なんて」
《つーか当然だろ・・普通なら解雇だよ》
「ガルバスはどうなったんですか」
「攻撃をうけて地底に逃げ込み活動を停止しているわ」
《ねてるか飯食ってるかまぁつぎ暴れ狂うための鋭気充電中ってとこですかね。
穴掘って確認したわけではありませんけどね。》
「生きているんですね。」
《いや実際死にそうになったのあんたの方でしょ》

「ライフラインがストップ。事態をうけて防衛軍に引き継がれたわ」《あの謎のお口部隊よ》
「しかたないよ今回はコスモスだってダメだったんだし」
《もう、お口部隊に任せとけばいいじゃないのぉ〜投げだわ》

「そう落ち込むな、コンピューターも修復できたし。原因がみつけだせれば・・」
《お気楽じゃなきゃ体重は増えないよまず食う、そしてよく寝る。
起きてまた食うこの繰り返しが大切だからね。・・これデブの基本だから・・力説》

「分かったところでアイズは出動できないんだ。ガルバスが暴れてもオレには止める自信があった。」
《肉弾戦じゃないぜ・・・打ちまくりの方だっ・・やはりか》
「あの女をベースにいれさえしなけりゃな」
《人命救助の視点がふっとんでますが》

「レニのせいじゃない何もしらずにここに送られてきたんだ」
《贈りられてきたんじゃねぇぞこらお前らが連れ込んだんだろ
・・・なんか人聞き悪いですけど汗》

「ならどうしてレニは姿を消した。」
《しらねーよ》
「手先なんだ。」
《足先かもしれないじゃないか》
「なんだとう」
《おおヒーローにして熱い暴言》

「やめなさいここを何処だと思っているの」
《トレジャーベースで上司の目前》
《知っててなめとんのかワレ》

「怪獣の捕獲をあきらめるなんて馬鹿げてます。電気やガスがすこし止まっただけで」
《仕事なくなっちゃうじゃないですか失業ですよ、分かってますか
・・おまんま食えなくなるんですよドイガキさん。》

「電気やガスが止まるともっとも被害を受けるのは病人や乳幼児、老人なのよ」
《ドイガキさんは1年くらいは食べなくても生きていけるわよ。体が貯蔵庫なんだから。
それはね。弱者ということよ私はつわものだけどでも、某副隊長よりはソフトって噂よ。
独り言は多いけどね。・・どの副隊長だよ・・テレビみろよ》

「一歩間違えれば大惨事を招くこともあるの私たちアイズの活動は失敗が許せないのよ」
《山ほど失敗してんどぉぉ》
《忘れたわ》

「レニは記憶を取り戻してそれで姿を消したんじゃないかしら」
《恥ずかしいですよね死んでたなんて》
「母体である宇宙生命体がいなくなればレニの命も消えてしまう」
《でもほら、死体よりも恥ずかしい存在てのもいるじゃない。ってどんなんじゃい》

壁に潜み盗み聞きするヒーロームサシ

「何を考えているんですか」
《またですかビクビク瞑想くせありますよね。》
「本当の狙いはなんなのか」
《これでは出番がすくないと思わない》

「出動停止になった」
《だってそれはいつものことよね。》
「今度のことは恐らく計画の一部にすぎない」
《几帳面な企画かもしれないわ》
「本当の狙いは何か別にあるはずなよ」
《これだけではあたりまえすぎるわとくいのポケもないじゃない。
・・いやかまさなくていいすぅ。》

「ジェルミナスリー完成したんだ」
《私がいなくてもできたんかくそっ》
「私はこのキャンパスで学び建設クルーになったそして・・・・。」
《死んだんかくそぉぉぉ》

「何もかも思い出したのになんのためにまだ私をいかしておくの」
《死んでんだぞっうりゃ・・死体ですがかなり元気です。》

ターゲット発見
なんつーのどっちが邪悪みたいな追跡者
民間人を突き飛ばし近づく邪悪なおやじ
制服をきちんとたたみ姿を消すムサシ
《脱皮?》
「あいつまさかレニを探して」
《ストーカー行為に及んでいませんよね。汗》
「追うのよ今の彼は何をするのか分からない」
《今までもあぶなかったけど別格のやばさだわ》

レニと見詰め合うムサシ
来るんだムサシの心が呼びかける
手と手がつながれる。
邪悪なおやじ一本背負い
《この変態ヤローレニに近づくんじゃねぇ・・いかん人間につい殺意が》

発砲
《あたったらどーすんだお前っ相手は、コスモス様だぞ、
・・私はナイトレーダー・・打つんだな・・はい。きっぱり》

「もうこんなものを着けなくていい」
《どうせ安もんだよこんなん・・すまんBy小道具担当者》
なんの治療も受けなくていいから
《冬眠もしなくていい・・熊じゃねぇんだから》
叩つけられたプレート。

「アイズにはもう戻らないつもりなの」
《退職金はもらえそう?》
「僕の考えてたことは夢物語だったのかもしれない。」
《少年よ大志をいだけ・・ウルトラ童顔ですが、成人してます僕。》
「怪獣を保護しようなんて」

「100年前には宇宙ステーションの建設も誰もが夢物語だったよ」
《そんな予算もなかったけど》
「これあたしだよね」
《アングルいまいちだけど》
「後悔はしてない建設クルーになったこと」

「聞いて」
《耳の穴かっぽじってよく聞けよ》
「500年前までは地球が丸いなんて誰も考えてたこともなかったんだよ」
《平らが永遠に続いているんだと思ったと思います。》
「だからはじめて船乗り達が海の向こうに大陸を探そうとしたときも誰もが不可能といった。」
《まだ見ぬものは怖かったのですね。》
「100年前人がはじめて空を飛ぼうとしたときも」
《鳥じゃねんだと思ったのでしようね。》
「はじめて人が宇宙をめざそうとしたときも
やっぱり夢物語だった。」
《いや・・それはエリートだと妬まれただけです。》
「実現するまではいつも夢物語なんだよ」
《いいことバカにバカ呼ばわりされるのよ》

「夢物語に憧れ命を落として夢をつないできた。」
《死んで花見を咲かすとは偉大》
「時の娘とよんだのは
自分たちが夢をつぐものの一人だという誇りがあったからだよ。」
《時の人ではただの物笑いで終わるかもしれないでしょ》

「ムサシあんたもそうじゃなかったの
人間が地球で生まれた怪獣と可能の限り一緒に生きていこうとすること」
《あいつらは出生地が地球だったんですか驚愕
・・宇宙から来たのではなかったんですね。了解しました。》
「今は夢物語かもしれない
げとあんたはいつかそれが実現すると
あんたは信じてきたんじゃなかったの」
《予算がなくてもよっ》

特務部隊がリサーチしています。
ムサシが動けばすぐ分かる
《探知機がどこに仕込んであったのですか
・・では彼がウルトラマンコスモスだということも
・・・バレますぜぇぇ
・・それでも気づかないのであればある意味超人的鈍感かと滝汗》

「ベースにいたときは気づかなかった。」
《井の中の蛙ですね。胃の中じゃ消化されてしまいますが、
人まで食うなよドイガキさん・・必死の説得》

「怪獣と共存してなんかメリットがあるの」
《特技は破壊です。》
迷惑
《お前もな》
むかつくー
《吐け・・すっきりするぜ》
地球とは人間が暮らすためにあるんです。
《お前むりじゃーん》

本当の狙いはこれだったのかもしれない。
《地球外生命体にしては人間の深層心理に詳しいですね。》
今回のことで怪獣存在そのものをを地球から排除したいと考えている。
《迷惑なことをされれば怪獣でなくても存在否定したくなりますけどね。》
人間は快適なくらしだけを求めて他の地球生物すべてを排除しょうと考えたら
人間はきっと自滅する
《人間間でもやってますけどね。一回自滅してこいって話ですよね。》

ガルバスが活動を再開しました。
《休憩終わりましたぁごっつい元気です。》
変調器が埋め込まれています。
《盗聴器ではありません。
それではガルバスの声しか聞こえません。聞いてどうするよ。》

あの宇宙生命体のしわざだったのです。
《もう手が込んでて大変。知能犯ぶりがアピールされていますが、
いまひとつその作戦の意図が理解不能
つーかだから?とも思える。汗》

キヤップムサシ隊員から
《てめぇ何処にいる首にすんどコラッ》
「ムサシかタービーを止めなければ」
《このままではやめられない止まらないだぞ》

「私ならとめられる」
《かっぱえ○せんじゃあるまいし》
「レニ」
《何をする気だっ頭ぴーよぴよ》
彼女は操られている。
《そのわりには意識がしっかりしていますが》
また同じ失敗を繰り返すのか
《いつものことでしょ》
あなたが悪くないのはわかってる
でも
行かせるわけにはいかない。
《目立ちすぎよ》

私があなたでもきっと同じことをする。
《あなたもね》
だからあなたが私でもきっと同じことをするはずです。
《きっともっとです。》

「いたぞ」
《探知機つかってたわりには反応ゲロ遅》
「いきなさい早く」
ここは、ワンダバダよ〜♪
「なんのつもりだ」
《お前もか》
「気が変わったのよ」
《悪いわねあんたの方が見た目が邪悪よ》

マザーにログインせずに停止させる。
《ハッカーつーやつですかね。》

うてーーうてーーまたです。お口の出番です。
《再度出動をありがとうお口がうれしがっています怖》
もうすこし
《タービンとまれぇぇぇ》
くっそー
《うりゃぁぁぁ・・壊さないか?》

いかんガルバスが町の中心部に入ってしまう
《中心部にしては質素ですね。
・・・ごめんど田舎なんだここ》

「ムサシメインスイッチを落として」
《手伝えよおい》
タービーンが停止した

全員銃を降ろす
《そんなことで包囲網をいきなり解除して平気ですか》
怪獣の動きがとまった。
《あれここどこさ》
チヤンスだ。
《お口部隊でも勝てる》
そうだガルバス戻るんだ。
《お帰りはこちら〜》

担ぎ出されるレニ
《急に歩けなくなるなんて・・重い。》

いってガルバスをすくうには倒すしかない。
あの生命対を倒すしかない。
《最初から倒しておけばよかったのよコスモス》

私を眠らせて
ウルトラマンコスモス
あんたは優しいから私がいきていればあいつを倒すのをためらう
《この場合春野ムサシとコスモスの存在は同一視ですかね。》
あんたを知ってるような気がしてた偽の記憶だったんだ。
《いやウルトラマンはメジャーですから》
あいつが仕掛けた罠だったんだだけどそれでも
あたしはあんたにあえてうれしかった。
《僕もです。・・・どさくさにまぎれて告白》

あんたの手で私を人間に戻して
《え゛汗》
あの空に時の娘を作ろうとしていたレニに戻して
《タイム風呂敷はドラエモンから借りてきませんと汗》

以下泣いてください。

無言で変身するムサシ
見詰め合うコスモスとレニ
コロナにモードチェンジするコスモス
微笑み見つめるレニ
ビコンピコン
コスモスのタイマーが点滅をはじめる。
許さない
レニの瞳が強く訴える。
レニをみつめるコスモス
うなずくレニ
最後の瞬間をみつめつづけるレニ

ワロガ破壊

わーい何故だろう♪
《日本語にすると意味がかなりやばいかも》
ワロガのくそったれぶっ殺す。いえもう死んでますって。汗

宇宙に輝く万点の星
実現するまではいつも夢ものがたりだったのよ
レニ僕は夢をついで行く人間とこの怪獣とこの星を守る夢だ。 



 画/坂上ナオト 「ウルトラマンコスモスエクリプスモード」



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