「真の勇者」館


「真の勇者コスモスストーリー館」

守られた秘密!

第14話 深海の死闘

とどーん《どろろーんじゃ妖怪》
フブキさん勝負だっ《主役の意気込みをみせるぜぇぇぇ》
ふん、いい度胸してんな
《こっこの小僧が・・小僧のわりにはオレよりでかっ・・・何食ってでかくなったんだ》

本気でいきますいいですか《ふっ敬老奉っていただけですよ》
よかろう
《いいもの食ってたんだろーか・・
妹と弟が腹をすかしてろくろっ首のごとく首を伸ばして待っているうちとは違うのか
・・By佐門豊作そのわりには何故か太目》

お前のそのあまっちょろい根性を叩きなおしてやる《甘いマスクといってください。》

フブキ、ムサシ分かってるとは思うがあくまでもしレーニングということで・・《動揺》
《殺意持つなよお前ら・・デュナミスト交代はうちはないぞ・・・まざってるよぉぉ》
じゃあこうしようハンデをつけてやろう
《身長差以外でもだぞ》
オレは防具なくて結構
《きぐるみ装着なしだ》
だったら僕も防具なしだ
《え゛フブキさんその頭も素面だったんですか・・ズラかと》

素手でいきませんか
《ごめん、てぶくろの話か》
面白い
《わははは、わらっちゃうね〜》

やばこりゃ完全に目がまじだね。
《食い物を前にしてないのにどうしたんだ二人とも》
なんかこわーい
《そこから一度離れろよ・・ドイガキさん》
きらいじゃないわこの空気
《いつもお気楽だからたまには緊張しろって話ですよね。》

ごくっ《生唾》
ばっきーーーん《激突》
あててててて《粉砕》

つめたー《氷以外の文明の利器はないのか》
新しいのもってきたわよ《太古からありますし》
ありがとう《やすくあげてくれて》

まともにむかっていくんだから《頭よわっ》
どうして先いってくれないかなー《止めろよゴラッ》
強いとは聞いてだけどそこまでとは《特攻隊じゃないんだから涙》

3連覇を達成した時の試合はすさまじい試合だったんだから
《妖怪対怪物みたいな感じかしら・・それじゃ同類だわ》
すんどめなしの実戦形式なんだけど 《死んだらごめんねみたいな?》

強烈な蹴りをもろくらってもうダメだとおもったのだけど逆転の一発が決まって
・・ところがこの話にはすごい落ちがあって途中からフブキ隊員意識がなかったらしいのそれで勝っちゃたの
《夢遊病?》

すごいなー《本気でおかしかったんですね。》
気を失ったままか《寝たままなんて》

納得できないなー
《いつも言い分めちゃくちゃですけどね。》
プランクトンだけ食べている
《ドイガキさんより餌代かかりませんよ》

フブキさーん 《おいていくなつーの》
人間に被害を与える可能性は0に近いしすごく大人しい怪獣なんですよ
《シノブリーダーよりも大人しいんですよ》
ちよっとフブキさん聞いてますぅ
《いかんついに補聴器がいるのか》

海の点検修理のためテックダイバー出動
そこには怪獣ジェルガが隔離されている。

お前も広い海をもっと自由に動きまわりたいよな
《隔離する費用の方が膨大だともいえますね。》
なんとも思わないんですか 《税金の無駄遣いとか》

海底シールドのメンテナンスそれが今日与えられた任務だいいな
《これも税金のうちだ》
了解 《ちーーーーーー。》

テックダイバー発進

キャップもこだわりますね春風コンビに
《出番偏ってますよ・・私は不満》
大丈夫ですか海底でふたりっきりですよ
《多少とろい主役と単細胞の組み合わせですよ》
恋が芽生えたりとか
《うぉぉぉぉぉ・・・ありがとう←意味不明》
何いってるんですか 《この変態》

あいつらは仲が悪くてぶつかりあってるのではない。
ふたりとも自分の考えをちゃんともっているからなまぁ意見のぶつかりあいってとこだ
《いやそれを客観的に表現すると仲が悪いと・・いうかと》

ドイガキ点検をはじめてくれ
《だまれ》
ムサシシールドを肉眼で見えるようにしてくれると助かるんだがな
《僕めーも悪いし・・も?汗》
了解 《はいはい》

あららららら発生システムがトラブってるわ
コントロールセンターにシールドの解除を要請春風コンビ作業スタンバイ

了解《あーい》
あの呼び方なんとかなんないのか
《勝手につけやがって》
なんか漫才コンビみたいですね。 《上方お笑いみたいな?》
そうゆうことじゃないだろう
《ネーミングが単純なのはいつものことだ・・ちなみにここの管理人もめっさ簡単につけるぞ
・・いいか円谷ウルトラファンサイトなんておったまげたことにそのまんまやんか
・・・エクスボールドファンサイトにいたっては、ちーとはなんか考えたんかと疑うぜよ》

だいたいお前なんかとコンビを組んだ憶えはない。
《作家さんが組みました。》
はいそこまでまもなく解除されます
《なんならベラ削りますよ怒》

よしムサシ作業開始
《雑務は坊やでたくさんだな》
安心しろジェルガはオレがしっかりと見張っててやる

なんか愛情感じられないんだよなー
《感じたかのかっ・・汗》
つべこべいわずにさっさとやる
《おっお前強烈にまじヤバ発言だぜ・・滝汗》
了解《へーーい》

エネルギー反応
まさか
《まいどぉ〜呼ばれてなくてもジャジャジャジャーン・・ついに連続カタカナの披露です。
ジャを数えて確認してください。やばめです。》

カオスヘッターが海の中に
《カオスヘッターどこでもドア〜》
ムサシあれをみろ
《見てますよほぼ同時に》

カオスヘッターが
《Hello, am I known? 英語圏仕様のカオスヘッターみたいですぅ
・・ハイ意思の疎通は無理ね。しゃべれねぇもん僕》

フブキムサシ用心しろ
《普通ここは、退去指示ですーーキャップーー滝汗》
ジェルガが凶暴になるおそれがある
《いやそれ以前に生死の危機でしょう普通》
作業中止だ離脱する
《おいおいめっちゃ危険じゃないですかやってられっか汗》

やつにあんな武器が
《隠してました〜能ある鷹は爪を隠すですぅ。今時の子はしらねぇぞ》
カオスヘッターの影響です。
《もっている能力をある意味最高に引き出してくれるようです。これすごいじゃないですか》

体内から変出させてるんだ
《膿のようにドロドロと・・ばっちいです。それ》

酸素タンクがやられたか
《食料タンクではありません。つんでねーだろ》
緊急浮上する
《潜水病でやられるぞ》
ジェルガがかえって吸い込もうとしているんだ
《これ食べてもいいのぉーー??ちーと脳たりんジェルガ食らいつきますパクっとな》
くそー 《なーに・・・・・??byジェルガ》

テックダイバー応答せよ
《しまった殉死したのか・・・狼狽》
フプキムサシ
《頼む応答してくれ責任問題になる》
大丈夫か 《息してるかー内心絶叫》

あまり大丈夫とはいえません
《聞くまでもなく普通分かるでしょこの危機》
ジャルガの貝に挟まれました
《貝ごときに食われそうですけど》


《ドイガキならここにいるぞ・・いえ、人獣じゃなくて貝です。貝》

シヨック療法だ
《口を開けさせないと》
かわいそうだなんなていうなよこっちだって必死だ
《理解します。命かかってますし》

逆効果です
《いつもですげどね。・・・学習しろよ》
苦し紛れにあばれやがった
《ゲロゲロ〜吐きそうです。涙》

それでなくてもカオスヘッターが体内で暴れてるのに
《アンパーンチはアンパンマンの技です。間違えたダブルパンチだった》
この期に及んで怪獣の心配か
《状況説明です。》
クウキがうすくなってきやがった
《興奮して騒ぐからですよ》

酸素はどうだ
《人間は不便だな・・ウルトラマンコスモスぼそっ》
緊急用ボンベが2個でそれぞれ2時間ぶん
ぎりぎりです
《多めに積んどかんかっ》

頑張ってくれ
なんとかもちこたえてくれよ春風コンビ 《保障問題になるしひくひく》

酸素がなくなるよりも先に噛み砕かれちまうかもな
《究極の選択どっちがお好き?》

ウルトラマンに変身すればすくえるかもしれない
《僕も助かるし》
でもフブキさんが横にいては
《先にやっちまう?》

現場までまだあと一時間はかかります
《海底は高速移動の手段はないのですね。》
頑張って二人とも
《私たちの出番を残しておくのよ》

海底にまで現れるなんて
《ドラえもんと友達だったんですね。》
その可能性を考えないお前が甘いんだよ
《あれはストーカーだ》
フブキさんはかんがえたっていうんですか
《またまた》

シールドを作るといった時に
《たわけがまた金がかかることをとは思ったよ》
実はオレも反対したそこまで怪獣を隔離することはないと思ってな
《隔離しなけりゃならないやつは他にもいるだろう》
もしかしたらこのシールドがカオスヘッターから怪獣を守ってくれるたてになってくれるかもしれないって
《怖いのは世間のほうですから》

えらそうなことをいって結局何も分かってなかった
《これはいわゆる温室育ちといわれる温室だったんですね。》

フブキさんのボンベからじゃないですか
《何ぜぃぜぃ言ってるのかと思ったらてっきり自らの理想論に興奮してるのだと思っていましたすみません。》

どうしてだまってたんですか
《カラに気づかなかったとか?》
言えばお前のことだ二人でわけようとするだろう
《うーーん少しね。》
とにかくこれを
《ちよっとは分けますよ汗》
共倒れになっちまう
《ちよっとかよ》

自動操縦モード
《テックダイバー放置モード発令》

フブキさんかならず助けます
《まかせてください僕がウルトラマンですから
・・運がよかったです他の人と同乗してたら海のも屑と消えていました。》

コスモース
デユァ《水陸両用タイプウルトラマンコスモス》
ジェルガの口をこじ開けるコスモス
テックダイバーが脱出しました。《罠解除》

そうか《だずがっだか涙》
ジェルガ反撃《このこの》
とらえられるコスモス《うごけねーーぞー》
コスモスがピンチに
ピコンピコン
《こっちも息が上がってきました。》

うそっ
春風コンビのテックダイバーが引き返してきたんです。
《見殺しにはしないできないでしょうそれじゃ人間失格》
フブキさん
《あれれれ目を剥くコスモス》
見つめるコスモス
《お目目ぱちくり》

テックダイバーの援護射撃をうけコスモス戦闘モード復活
カオスヘッターを切り離す
怒ォあーーー木っ端微塵・・この破壊力痛快だねぇ《あっさり》
じゃわっち《解決しました。ぺこり》

くわーくわー
《必ず登場鳥さんの効果音 必須条件》

あのとき意識をとりもどしたフブキさんは
《まあ気を失っててもとどめさしとかないと正気に戻ることはありますよね。
そうかといってとどめさせないしみたいな》
きっと僕がウルトラマンだということにきづいたはず
《お席にいなかったし、しくしく》

ムサシメンテナンスセンターに破損箇所の報告をしてきてくれ
《雑用はすべて頼むな》
オレはさきに司令室に戻っているいろいろと報告があるからな
《報告書口頭だね〜やっぱ楽だし》

フブキさんはキャップに僕のことを
《いつもなんでもちくる人だし》

シュー司令室のドアが開く
ちろ じろ ちら きらりん

奇跡がおきたってこと
《SFファンタジーですわ》
信じられないこんなことがあるなんて
《信じる人は救われます》
でもやっぱりうそみたいな話だよなー
《創作ぽぃですよね。なんか》
オレはうそを言ってない
《短気なだけでうそつきではない。》

本当なのかムサシ
《もはやこれまでか・・・こんなところで最終回かよ涙》

コツコツ音が響く
すいませんみなさんをだますつもりは
《謝って誤魔化せ》
だますなんのことだ
《サギかペテン師だったのか》
今フブキの話をしているんだがな
《人の話は端聞きするなよ》
え゛フブキさんの
《主役の僕のことではなくてですか》

ウルトラマンを助けたってはなし
《その前に助けましたけどねウルトラマンが》
憶えてないって
《ポケ??》

なあムサシ
オレは本当にウルトラマンを助けたのか
《だからコスモスねウルトラマンコスモスだよウルトラマン来てないからここに》
いやだって
うそまた無意識で
《また、ねたままかよー》
なんだよ
《バカにしてねぇかお前》
うそでしょ
《バカにしてなんていませんよぉバカそのものだと》

何わらってんだよ
《殴るぞゴラッ》
そうかそうだったんですねフブキさん
《なんだ病人かぁー》
そうかじゃねえなんだよ
《どういう意味だおいっ》
いやもう気にしないで
気にしないじゃねえてめい 《よけい気なるじゃねぇか》

やーよかったよかった 《心配して損したしぃ〜》
なんでもないですーー
《私は何もみなかったわ聞かなかったわ・・MP頼む・・だからまざってるって》
ムサシー 《このくそガキがっ》
話せ 《番組的にやばいですから》
なんでもないんですー
《だからしゃべれないつーの》

あぁああー
《くびかっくびがぁ〜宇宙人殺し〜》



画/坂上ナオト 「ウルトラマンコスモスルナモード」



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