杉浦太陽 映画「三浦和義事件〜もうひとつのロス疑惑の真実〜」

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映画「三浦和義事件〜もうひとつのロス疑惑の真実〜」

2004/8/7(土)の17:00の回終了後、杉浦太陽くんによるミニトークショーが行われました。
画像は、アツプリンクファクトリーのビル外観です。

先頭の方は午前10時から並ばれたようです。
中には、あでやかな浴衣姿の方もいらっしゃいました。
当日券の方も数人いらっしゃいましたが、並んだ方は、4時30分に全員入場することができ、当初予想をしていた立ち見はありませんでした。
席は、8席×6列。ハイキングに持ち出すような簡易なタイプのいすや、豪華なソファまで種類もバラバラで、壁側の左右にも席が設けており、 入ってすぐドアの横にバーカンターのような飲み物が楽しめる設備がありました。
入り口で、チケットにはさみを入れてもらい紙コップで好みの飲み物が渡されました。
天井は低く、照明は薄暗くロールスクリーンで映画を見るのですが、店内の広さから見ると丁度よいのかもしれません。
床は、板張りで歩くとぎしぎし音がしました。
舞台挨拶というより、ファンコミニュケーションタイムのような内容でした。


画像は店内の様子です。
上映後MCのジョー横溝さんが登場。

「この距離に来てますから、そそうがないようにトイレにでも駆け込んでください。」
とユーモラスなけん制をかまし
「僕は撮ってもいいですけど、今日は撮影はなしということで」
と禁止事項の説明をさらりと流し。同時に、ビジュアルボーイ等のメデア関係の方も入室されました。

「まずは監督の登場です」と東 真司監督が入り口から登場、
白っぽいシャツに白のスラックスにこにこ終始笑顔です。
次に「さー10秒間好きに叫んでいいからっ・・杉浦太陽くーーん」の呼びかけで杉浦太陽くん入場。
「きゃー」と歓声が上がりました。
赤のランニングシャツに白い袖なしのジャケットを重ね着青っぽいパンツでした。
MC「この距離だぞっ・・おまえらっ」
大「バーみたい」
MC「アットホームなかんじでしょ」「スクリーンみた?」
大「おーー」
MC「この距離ははじめてだろー」《最前列の方の膝があたりそうな距離にMCさんよほど驚かれたようです。》
大「語らえちゃいますね。」

MC「監督太陽君を抜擢した理由は」
監「某J番組を見てて太陽くん追っかけてる番組見て、いたーって(爆)」「すぐ電話したもの」
大「あれすぐだったんですか」
監「えーと今年のはじめ」(場内違うぞ的指摘の雰囲気)
監「みんなの方が知ってる(爆)」
大「僕J2回でましたから」
監「じゃ、見たの2回目かな」
大「それやったらー出てないとこれとは思えなかった?」
監「悩んで探してたかも」
MC「見る運命にあった」
大「うまいですね。」

監「演じた役は、架空的素材だった。ニュートラルな位置、ストーリーティラー的役」
大「そうですね。最初は、憎んでて事情があったことを知って、仲介人みたいな役、真ん中でつなぎまとめる。」
監「僕が会った時の気持ちを本に書いたんだよ・・話を聞けば聞くほどね・・25年前・・知ってた?しらんかった?」
大「僕は知りませんでした」
大「三浦和義知ってた人」(場内年がばれるのではとひそひそ)
大「僕が生まれた年なんです。」
監「あーそりゃ知らなくて当然か」
MC「僕も三浦和義のMCするって言ったらサツカーの三浦知良だと思われましたえ゛三浦知良なんか事件あったのって違う違うって」(会場からロス疑惑と声が飛ぶ)
MC「ロス疑惑ていわなくちゃいけないんだぁ」「そうかロス疑惑の方が有名なんだ」

MC「映画の感想は」
大「17歳から30歳までの設定やったんですけど」(えーの声)
大「高校生から変わってないです。中学の時はふけて見られてた、コンビに行ったんですよ酒買うのに身分証明見せろって・・日本ですよ・・(爆笑)太雄は何もいわれないのにひげなんか僕の5倍濃い」
MC「長嶋○雄みたいな」
大「朝そって夜生えてるみたいな」(笑)

MC「映画の苦労話は」
大「待ち時間の長いこと」(やや真顔)「朝からまってやっと撮ったらみんなねむそーだから、リレーク」「6時間まってたのにー」(監督にこにこ)

監「何より太陽の笑顔」(しみじみと)
大「おっはようございま〜す。」(手をあげて元気に再現)
監「げっそりした雰囲気を変えてくれた。」
大「なんか沈んでましたよね」
監「あはははははは」
監「光り輝いていた。本当に太陽だった。」
監「名前の通りの人だよ」
大「また使ってください」
監「ぶはははは、ああ〜」

MC「今日は、撮影がだめなんで、かわりに太陽さんへの質問を受け付けます。」「答えられないことはいいですから」
大「いえ大丈夫ですよ」

1個人的質問につき内容割愛
MC「友達じゃないんだから」
大・MC「ひっぱるだけびっばって・・・ありがとうございます。」(爆)

2「中田五郎の書いた記事は、何処で発表されましたか」
監「(はっとして)そーだよねー・・発表・・・大爆笑」
監「続きつくんなきゃいけないねぇ」
大「またこうオールバックにして(笑)」
大「下はいくらでも出来るんですけど、てるてるってやったんです。」
MC「はいはい」
大「13歳くらいから」
会場「ローリー」
大「はーい」(ローリーに変身)

以下2質問連続事務所のNG

大・MC「しーだそうです。こうご期待ということで」(爆)

5「冬ソナみてますか」
大「見てない」
会場「ヨン様ににてるー」
大「ああ」「今度見てみようかな、ツタヤにでもいって」
大「ブームに乗るのが嫌いなんです。」
大「今ダーツにはまってます。」「おもしろい」「今度監督とも一緒に」
監「おお」
大「また使ってください。」
監「おお」
MC「その時は、僕もMCやります」

MC「では今後の活動なんかを」
大「えーと早くから並んでもらったりしてありがとうございました。太雄とか9月11日に仮面ライダーやりますんで・・・」
退場の際は、デュアと飛ぶように退出されました。《さすがウルトラマンコスモス》

MC「本当に監督は、きさくな方なんですよ」
MC「監督もこういう女性に囲まれたというのは、ねぇ久しぶりでしたよね」
監「おお」
MC「監督は、元ジャニーズだったんですよ」
会場「えーーー」
MC「本当、マッチたちと同期のアンクというね」
「ジャニーズから監督になったのはお一人だけですから」
(監督ガッツポーズ)会場歓声と拍手で終了です。

ありがとうございました。


【杉浦太陽さん演じる中田五郎役について】 監督:東 真司











【杉浦太陽さん演じる中田五郎役について】

東「杉浦太陽くん演じる中田五郎は、架空の人物です。
三浦さんと初めて会った時の気持ち・・・(あの役柄は)セッターの気持ちです。
彼が三浦さんとどう接してどう感じたか、先入観もなく良くもなく悪くもなく・・・。
杉浦太陽くんの笑顔が良い。
純粋さを感じました。
あの太陽くんの笑顔があることで、人に影響力を与える。
今回彼にとって、あの役柄は難しかったと思います。
悪人の役などは意外に楽です。
刑事さん役もそうです。
しかし言葉で説得していく彼の役は、自分で感じないと演じられない難しい役です。
しかし太陽くんは台本を読んでぜひやってみたいと返事してくれました」






















「讒言(ざんげん)」「誣告(ぶこく)」。
日本の歴史書でこのような耳慣れない言葉を目にすることがあります。
いずれも、他人を陥れようとして偽りの事実を言う、といった意味を持ちます。
古来より受け継がれてきた人間の悪しき遺伝子。
この映画を見ている最中、これらが現代社会でもまかり通ってしまうことに、まず危機感を覚えました。

『ロス疑惑』。
日本人の過半数が記憶しているほど、世間を騒がせたこの事件。
この年に、杉浦太陽くんは生まれたといいます。
真相を定めることなど誰にもできはしません。
真実を知っているのは、まさに当事者のみです。
疑問を持った人間も、確かに存在しました。
太陽くん演じる中田五郎もその一人です。
「はじめは(三浦和義氏を)憎んでいて、でも実際会ってみて事情があったことを知って、真ん中でつなぎまとめる役です」(太陽くん/ミニトークショーレポ参照)
中田五郎は架空的素材で、ニュートラルな位置としながらも、「本人(三浦氏)と会ったときの思い入れを五郎に託した」という東監督の言葉どおり、淡々と、しかし秘めた情熱で事件を追う五郎の姿は、監督の思い描いたままの人物像に仕上がったようです。
「この世界は捨てたもんじゃない」
そう信じたくて、確かめたくて、三浦和義という一人の男を追いつづけたフリーライター中田五郎。
一度は人間不信に陥った彼が本当に求めていたのは、白か黒かもわからない一人の人間の無実を信じ、東奔西走する人々の存在なのかもしれません。
無罪判決後の三浦和義(演:高知東生さん)の笑顔には、それが重くのしかかっているようにも見えました。

撮影は冬に行われたとのこと。
厳しい寒さの中、長時間に及ぶ待ち時間があったにもかかわらず、太陽くんはいつでも明るさを失わずにいてくれたそうです。
「太陽くんの笑顔に救われました。まさに太陽そのものです」(東監督)
太陽くん起用の決め手となったこの人柄と笑顔を求めて、私たちも太陽くんを追いつづけているのです。


【三浦和義事件〜もうひとつのロス疑惑の真実〜】 真の勇者管理人:レイゴ

































監督の杉浦太陽くん起用のきっかけをお聞きし、映画を拝見し、真の勇者管理人としての個人的感想を述べさせていただきます。
私は、ウルトラマンコスモスのあの事件がなくつつがなく無事番組が終了していたらきっとここにはいなかったと思います。(笑)
コスモスのためだけにネットをはじめたといっても過言ではありません。

ウルトラマンの生みの親 円谷英二の生涯の願いは、「こどもたちに夢を」でした。
そしてウルトラマンコスモスの願いは、「優しさ」「強さ」「勇気」「希望」これらを伝えていきたいという作品でした。

本当の優しさとは、相手を思いやることができること、本当の強さとは、相手を理解し認めることができること。
そして、勇気とは、苦境・逆境に陥っても前進する力のこと、そして、希望とは、けっしてあきらめないこと、そう感じました。
闘うという本当の意味を考えさせられた作品でした。

それは、この作品に携わったスタッフやクリエーターたちの並みならぬ努力と魂の結晶の一つの意識として生まれてきたものだと思います。
犯罪や自殺者が多発する世の中だからこそ、ヒーローに願いを込めて作品を公開されてきたのだと思います。
それはこどもたちのみならず、日々の生活に疲れながらも明日を目指さなければならない大人たちをも支えてくれるものでもありました。

ウルトラマンコスモスは、その作品中で大体の正義を風刺として投げかけてきた作品がありました。
たくさんの人がそう思うからといってそれが正義とは限らないということです。
そして、たった一つの命が救えない者が、たくさんの人の幸せを守ることができるのだろうか。
命の重みに差があるのだろうかという視点です。

それでも一人のために多くを犠牲にできない。
大切な人だからこそなんとしても救いたい。そこに葛藤が生まれます。
劇中、春野ムサシは本当の敵は、自分の内なるものと考え苦悩し
夢を忘れず希望を捨てません。
そして、自分にできる何かを模索します。

実社会の中では、誰かが何らかの形として見える責任をとらなければならない問題に発展したり、あげく誰かを祭り上げてそれを隠れ蓑にしてしまうこともあると思います。
周囲が納得できる形で終わらせるために不本意な形をとらなければならないこともあるでしょう。

人は、誰しも弱い生き物です。
自己の利益のため、または、かかる火の粉をふりはらうためありとあらゆる言い訳の中で無意識に自分以外の誰かに責任転嫁をしてしまうこともありうることだと思います。
そして、それを処世術として身につけていきます。

何かが起きたとき、その事柄の真実を追究することは大切なことだと思います。
真実が教えてくれることはたくさんあります。
しかし、もっとも大切なことは、そこから何を学ぶかという点だと思います。

事柄は、同じ過ちを繰り返さないための反省と戒めとして。
命の重みを知ること
起きてしまったことを誰にも元に戻すことはできません。
失った時間もまた、誰にも戻ってはきません。

そしてなにより、人が人を信じて、信じ続けていられるということ
その根底にあるものは、真実の愛なのかもしれません。

2004/08/21 











【STAFF】

企画:東 真司
プロデューサー:大泉 恵 /アソシエイトプロデューサー:toshi /脚本:蠣殻桃蔵 /撮影:境 哲也 /照明:斎藤志伸 /録音:飴田秀彦 /監督:東 真司 /制作:ヒューマンタッチ /製作・配給:三浦和義事件製作委員会 /販売:GPミュージアムソフト

【CAST】

三浦和義 高知東生 /良枝 宝生 舞 /中田五郎 杉浦太陽
蛍雪次郎 / 村野武範 /他